ダンスミュージックの核となるリズムの作り方をレクチャー
“踊れる”リズム作成術(第2回:エレクトロニカの基本パターン)
“踊れる”リズム作成術(第2回:エレクトロニカの基本パターン)
2016/02/21
ダンスミュージックやその手法を取り入れたヒット曲のリズムパターンの作り方/方法論を解説する「“踊れる”リズム作成術」。まずは基礎知識として、ダンスミュージックの主要ジャンルのリズムパターンをレクチャーします。今回は「エレクトロニカ」の基本をご紹介しましょう!
文:藤井 浩
エレクトロニカの基本パターン
エレクトロニカは、シンセやサンプラー、エフェクトなどを駆使した実験性の強いエレクトリックミュージックの総称です。発祥当初は、「電子楽器によるダンス音楽」とくくられていましたが、現在はヒップホップ的なものから環境音楽的なタイプまで幅広く存在し、波形の切り貼りだけで構成されている楽曲もあります。また、DAWソフトによる波形編集やエフェクトを駆使した非現実的な質感を持つ曲や、ザラザラとしたノイズテクスチャを使った楽曲も、「エレクトロニカ的」と呼ばれることがあります。
■参考アルバム
Björk『Greatest Hits』
Autechre『Exai』
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