ビートの仕組みがわかる!
ヒット曲のリズムを打ち込んでみようvol.3(SEKAI NO OWARI「RPG」編)
ヒット曲のリズムを打ち込んでみようvol.3(SEKAI NO OWARI「RPG」編)
2016/02/20
音色によって行進曲のような雰囲気が出るリズム
参考曲は、シンコペーションを多用した8ビートのリズムですが、ドラムの音色によって行進曲のような雰囲気を出しています。キックは音程が低い「ド〜ン」と長く響く音色を選ぶと、近い雰囲気を出すことができるでしょう。
ハイハット(オープン)の強弱を強くし過ぎると軽快な感じが損なわれてしまうので、中ぐらいにしておくのがポイントです。なお、譜例は参考曲のサビのリズムですが、オープンハイハットをクローズドハイハットに変えると、Aメロで聴くことができるフレーズになります。
リズム表の見方
このコーナーで使っている図は、2小節分のドラムパターンを表にしたものです。1小節を均等に16分割してあり、ドラムの各パーツの音が2小節の中のどのタイミングで鳴らすかがわかるようになっています。
この表を参考にしながら、DAWソフトやスマートフォンの音楽アプリ、ハードのリズムマシンなどにリズムを打ち込んでみてください。たんに曲を聴いているだけではわからなかった“リズムの仕組み”や“グルーヴ”が体感できるはずです。
※カッコ内の数値はDAWソフトのベロシティの設定値の目安です
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