ダンスミュージックの核となるリズムの作り方をレクチャー

“踊れる”リズム作成術(第9回:サカナクション「ミュージック」を分析)

“踊れる”リズム作成術(第9回:サカナクション「ミュージック」を分析)

2016/02/22


ダンスミュージックやその手法を取り入れたヒット曲のリズムパターンの作り方/方法論を解説する「“踊れる”リズム作成術」。引き続き人気アーティストのヒット曲を取り上げてそのリズムパターンを分析していきます。今回は、サカナクション「ミュージック」について解説しましょう。
文:平沢栄司、内藤 朗

 

参考曲:サカナクション「ミュージック」



Aメロは淡々と進み、Bメロで爆発するドラマチックなリズム

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Aメロのリズムは、いかにも打ち込みらしい乾いたサウンドが特徴で、リズムパターンも4つ打ちのキックを中心に、裏拍にハイハットを絡めつつ淡々と進んでいくシンプルなビートパターンになっています。そして、Bメロでは一転してガレージロックっぽい響きとローファイ感のあるサウンドに変化し、ブレイクビーツの基礎となった“アーメンブレイク”風のダイナミックなリズムを鳴らしています。

■収録
サカナクション「ミュージック」(シングル)

 

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