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【2019年春】今注目のモニターヘッドホン7本徹底レビュー

【2019年春】今注目のモニターヘッドホン7本徹底レビュー

2019/02/14

DTMビギナー向けの低価格帯モデルをエンジニア原 裕之がチェック!

「自然体」なサウンドで音楽が楽しく聴ける、これから宅録を始める人にオススメのモデル

ヌー
HX-1

¥9,000
問:イースペック㈱
TEL:06-6636-0372
http://e-spec.co.jp/
 


 

装着感がすごく良くて、長時間着けていても辛くないのがいいですね。遮音性も高かったです。音質的には、いい意味でダイナミックレンジを欲張っていなくて、ひと言で言うと「自然体」と言う印象を受けました。トータルバランスがとても良くて音に密度がありますし、音楽を楽しく聴くことができます。なので、リスニング用として使ってもいいと思いました。

ミックスとかのチェック用に作られている数万円もするヘッドホンは、粗探しをするために超低域から超高域まで聴こえるように造ってあるんですけど、DTMビギナーの方がそういう製品を使うと、どこの帯域をどうやって調整したらいいのかわからなくなることもあると思います。なので、このヘッドホンのように、ある程度まとまって音が聴こえるモデルの方が、かえって曲を作りやすいかもしれませんね。お年玉で買える価格帯ですし、最初の1本としてもオススメです。
 

この製品について

【製品概要】
「HX-1」は、クリアな高域とパンチの効いた低音による、立体的なサウンドが楽しめる密閉型ヘッドホンだ。中低域がグッと前に出てくるのが特徴で、キックやベースなどのローを重視する楽器がキモになる音楽制作にも向いている。また、イヤーカップに左右90度回転するスイベル機構を採用しているので、DJプレイでのモニタリングにも最適だ。

【スペック】
●形式:密閉型
●再生周波数帯域:10Hz〜25kHz
●出力音圧レベル:100±3dB(1kHz)
●インピーダンス:60Ω±30%
●重量:320g(ケーブルを除く)
●付属品:1mケーブル、2.5mケーブル(共にストレート)、ステレオミニ→標準変換アダプター、ポーチ
 


聴きやすい素直なサウンドを持つハイコストパフォーマンスなヘッドホン

ベリンガー
HPS5000

オープンプライス(¥2,300前後)
問:㈱エレクトリ ベリンガーお問い合わせ窓口
TEL:03-3530-6199
https://www.electori.co.jp
 


 

まず価格にビックリでした。この低価格を考えるとバランスはしっかりしていますし、極端に突出しているところもない素直なサウンドですね。この手の低価格帯のヘッドホンって、コストを抑えるために重要なところを省いてしまっているものも多いんですけど、このモデルは制作で使うことができます。初心者がDTMで使うのにも十分で、まずはギターやシンセの録音とか音作りで使って、モニターヘッドホンの音を体験すればいいと思います。

181gと軽量なのもいいですね。ただ、僕には少しだけ装着感が合わなかったんですけど、そのへんはうまく角度とかアームの長さを調整して、各自がフィットするポジションを探せば問題ないと思います。

あと、価格が非常に手頃なので、例えばバンドのレコーディングなどでたくさんヘッドホンが必要になった時とかに、このモデルで買い揃えるのもいいんじゃないでしょうか。
 

この製品について

【製品概要】
「HPS5000」は、質の高い様々なレコーディング機器を低価格で提供している同社を代表する密閉型のヘッドホンだ。シンプルな構造のボディはわずか181gと非常に軽量で、どこにでも手軽に持ち運べる。ドライバにコバルトカプセルを採用することで、低域の再現性と透明感のある高域再現性を両立。1本目のヘッドホンとしてもピッタリなモデルだ。

【スペック】
●形式:密閉型
●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
●感度:113.5dB(1kHz)
●インピーダンス:32Ω
●重量:181g(ケーブルを除く)
●付属品:ステレオミニ→標準変換アダプター
※正規輸入代理店である㈱エレクトリ扱いのベリンガー製品は、購入日から1年間の保証が適応され、さらに購入日より90日以内にMUSIC TRIBEのホームページにてユーザー登録をすると、保証期間が購入日より3年間に延長される
 

試聴者プロフィール

原 裕之 (ハラ ヤスユキ)
1990年にミキサーズ・ラボに入社。2007年に合同会社SIGN SOUNDを仲間達と設立。最近では、MUCC、FLOW、angela、シド、FLOW× GRANRODEO、BULL ZEICHEN 88、相坂優歌、ダウト、KOHTA YAMAMOTO、尾澤拓実、池田善哉、松岡侑李などの作品や、ゲーム「甲鉄城のカバネリ」、劇伴「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」、劇場アニメ「あかねさす少女」や「進撃の巨人/キャラクターイメージソングシリーズ」など、アーティストものから映画、TV劇伴、サントラまで幅広く手掛けている。

(M)otocompo(オトコンポ)
初期POLYSICSらと活動を共にした伝説のテクノポップ・バンド「MOTOCOMPO」からスピンオフしたエレクトロ・スカバンド。オリジナリティのあるサウンドとユーモアあふれるステージで支持を得る。12月5日には3年半ぶりとなる単独流通作品「YOKOSHIMA BOARDERLINE ep」をリリースしてファンを喜ばせた。
 

記事掲載雑誌情報

 

この記事は、ギタリストのための音楽制作マガジン「月刊サウンド・デザイナー2019年2月号」の特集「今一番買いたい人気DTMアイテム28選」に掲載されています。記事にはヘッドホン以外のアイテムも多数紹介されています。

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